しぶんぎ座流星群2022を広島で観る!星空観察スポット3カ所も!

気になる話

こんにちわ、majoです

「しぶんぎ座流星群」がやってきてます。
しぶんぎ座流星群とは、年頭を飾る流星群です。

ここでは、「しぶんぎ流星群」について、それを広島県の、どこで見ることが出来るのかを、すこし調べてみました。

しぶんぎ座流星群とは?

しぶんぎ座流星群は、3大流星群と呼ばれている中の一つなのですよ。

8月のペルセウス座流星群

12月のふたご座流星群

年末年始のしぶんぎ座流星群

では、しぶんぎ座はどこにあるのでしょうか?

実は無いのです。
と、言うのも、しぶんぎ座というのは、18世紀の終わりに、フランスの天文学者ジェローム・ラランドさんが、名づけた星座の1つという事です。
りゅう座・おおぐま座・うしかい座のあたり位置し、当時の天体観測に使われた四分儀を元にした星座だったのです。
1930年頃に星座の数を88個にと決められたのですが、しぶんぎ座は採用されなかったため、現在は存在しない幻の星座とされています。

だから、しぶんぎ座って無いことになってるんですね。
しかし、流星群の放射点が、しぶんぎ座があった場所の近くにあることから、今でもしぶんぎ座流星群と呼ばれているという事なのです。

放射点と言うのは、流星がその放射点を中心に、広がって見えることからその名前になっています。

ただし、先述のペルセウス座流星群やふたご座流星群は、毎年安定してたくさんの流星を観ることが出来るのですが、しぶんぎ座流星群は、活動が活発な期間が短いことや、年によって出現数が変化しやすいことから、流星が多く見える年というのは限られるらしいです。

年によっては、見られる流星の数にムラがあるんですね。

大体、1時間に20~50ぐらいと言われてます。

しぶんぎ座流星群が、出現する期間は、2021年12月28日~2022年1月12日です。

しかし、2020年の観察のピークは、1月4日 5時から6時頃 と予想されています。

この時間帯は、放射点の高度が高いので、観察に適した時間帯になっていて、とても良い条件という事です。

しかも、1月3日が新月で、月明かりが無いので、光の影響を全く受けずに観察ができるのです。

近年まれに見る絶好の観察条件と言えるそうですよ。楽しみですね。

観察時の注意点

では、観察時に注意する事を3点ほど、述べます。

観察するときは、空全体を観る

私達はついつい、放射点の方ばかり気にして、そこに目が行きますね。

しかし、流星は放射点を中心に放射状に流れるので、かなり広い範囲を視野に入れて観ることが必須です。

ですから、観る場所は、広く空が見えることが条件になります。

放射状のたくさんの流星を、見ることが出来たら素敵ですね。

外の暗さに目を慣らす

明るい所から、暗い外に出たときは、暗さに目が慣れていないので、よく見えません。

最低でも15分以上は観察してください。

明るい流星なら、すぐわかりますが、目が暗さに慣れてくると、少し暗い流星でも観ることが出来ます。

寒さ対策と腰痛・首痛に注意

とにかく、年末年始の夜中です。寒さも、とても厳しいです。

しっかり、寒さ対策をして、カイロなどを用意して温かく観れるようにしましょう。

この時期、風邪をひいて熱などがでたら、少し面倒な事になりかねません。

また、立ったまま観測していると、当然、首や腰に負担がかかります。

目を慣らすための、15分でも結構きついですね。

背もたれのあるイスに座ったり、思い切って、寝袋などに包まってみるのもいいですね。

でも、常識の範囲を越えないでくださいね。近隣に迷惑な行為にならないようにお願いします。

また、どうしても灯りを制限するようになりますので、足元には気を付けてくださいね。

ゴミなどが出た場合は、持ち帰りましょう。

広島県での観察スポット

では、広島県での観察スポットを紹介します。

呉市かまがり天体観測館

ここは、何と海辺にある天体観測館です。

波の音を聞きながら、満天の星を楽しむことができる全国でも珍しい天文台があります。

国内最大級の42cmマクストフ望遠鏡を設置しており、街の灯りに邪魔されることなく、心ゆくまで星空観察が楽しめるという事です。

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海辺の天体観察って、ロマンティックで素敵ですよね。

住所 〒737-0402 広島県呉市蒲刈町大浦7646-3
電話番号 0823-66-0925
営業時間 定例観望会 毎週土曜日 19:30~21:00
※定例会・イベント以外のご利用は予約が必要です。
定休日/休業日 月・火曜日、年末年始
料金 大人 200円
小人 100円
駐車場 100台(無料)、バスも可

海辺なので、夜は冷えるので、特に暖かくしていってください。

かぶと岩展望台

こちらは、野呂高原ロッジの、一番近くにある展望台です。

安芸灘大橋や蒲刈大橋で結ばれた、下蒲刈島や上蒲刈島を眼下に見下ろし、天気の良い日には、遠く四国山地が見えます。

見晴らしの良い所です。

所在地 呉市川尻町野呂山
問い合せ先

野呂山ビジターセンター TEL 0823-70-5338

展望台だけあって、絶景ですね。

三原市宇根山天文台

標高699mの備南最高峰、宇根山に立つ天文台です。
口径60cmの大型反射望遠鏡や、15cm屈折望遠鏡、デジタルプラネタリウムなどでいつでもスターウォッチングを楽しめるという事です。

しぶんぎ座の時は、夜中になるので、開館してませんが、外でも十分夜空は楽しめると思います。

宇根山天文台から見たヘールボップ彗星

上の写真は、へールボップ彗星だそうです。きれいですね。

住所 三原市久井町吉田10370番地28
問い合せ先 0847-32-7145(開館時のみ)

まとめ

今回は、広島県で観る「しぶんぎ座流星群」調べてみました。

しぶんぎ座の時期は、とても寒い時期なので、十分な用意をして臨んでくださいね。

灯りが無くて、広い空が望めるのでしたら、自分の庭でも観ることが出来ます。

でも、展望台のように、周りに何もなく空が見える所は、条件的にはピッタリですね。

後は、お天気次第ですが、楽しみたいですね。

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