こんにちわ、majoです。
先日、久しぶりに「千と千尋の神隠し」をテレビのロードショウで上映してましたね。
私も、ついつい最後まで、見入ってしまいました。
そこで、海外では「千と千尋の神隠し」は、どの様に宣伝されたのか気になりまして、少し調べているうちに、すごいポスターに出会いました。
2019年6月に、中国で初上映されたときの、ポスターなのですが、これがすごい!
当時は、かなり話題になったようですが、まだ、観てない方のために紹介しようと思います。
「千と千尋の神隠し」や他のポスター紹介
他にも、別のパターンもあります。全部で4種あります。
「千と千尋の神隠し」の中国公開に合わせ、中国版ポスタービジュアルが解禁。手掛けたのは中国の伝説的映画ポスターデザイナー「黄海」。https://t.co/6Gf5tufBUy
— Spoon & Tamago (@SpoonTamago) June 14, 2019
こちらは、トトロです。
「となりのトトロ」中国版ポスター、デザインは「万引き家族」も手がけた黄海https://t.co/1mtR9S1wjf
#スタジオジブリ #宮崎駿 pic.twitter.com/MGk2CZeN7X
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) November 26, 2018
原っぱを走っているのでは、ありませんよ。
トトロのお腹の上を、メイとさつきが、走っているんです。
他にも、「万引き家族」や「おくりびと」も。
中国版ポスター、こちらは花火バージョン pic.twitter.com/HGyixTJO9K
— junkTokyo (@junktokyo) July 27, 2018
こちらは、「おくりびと」です。
寝ている人ではなく、最後の化粧をしているのですね。
滝田洋二郎監督の映画『#おくりびと』(中国題:《#入殓师》)の4Kリマスター版は10月29日に中国で劇場公開予定。「生・死」をテーマとする中国版ポスターの作者は「千と千尋の神隠し」「万引き家族」など名作の中国版ポスターを手がけたポスターデザイナー #黄海。 pic.twitter.com/sFFEQvsEcm
— E-華流 (@e_hualiu) September 27, 2021
これらの黄さんのポスターが、イギリスの「リトル・ホワイト・ライズ」と言う、映画雑誌のイベントで「2018年の映画ポスターベスト20」の中で、
「万引き家族」が、1位に! そして、「となりのトトロ」が10位に選ばれているんです。
すごいことですよね。
中国ポスターを描いたのは?
この、ポスターを描かれたのは、誰なのでしょうか?
上のポスター紹介の、ツイッターにも書かれてますが、これらのポスターを描かれたのは、「黄海(ホワンハイ)」さんと言う、中国の方です。
天才デザイナーと呼ばれてます。
(ひと)黄海さん 映画「千と千尋の神隠し」の中国版ポスターを描いた(朝日新聞デジタル) https://t.co/4Fy96wdUtt pic.twitter.com/dF5hqzYz6o
— mizuki (@MizukiPerseus) September 17, 2019
実力ともに、世界のトップクラスですね。
中国の福建省で、1976年生まれの45歳の方です。
厦門(アモイ)大学のデザイン科を卒業
卒業後は地元のテレビ局の報道記者でしたが、その後、北京に移り、広告会社のデザイナーになります。
そこで、ポスターの第一作となる「陽もまた昇る」を製作し、それが世界から評価され、一躍有名になります。
当時の中国は、映画ポスターのデザイナーなんて言葉も、なかった時代だったそうです。開拓者ですね。
そして、後に、映画ポスターデザインの会社「竹也文化社」を設立します。
本人が大切にするのは、映画と対話する時間という事ですよ。
つまり、その作品が発する「メッセージ」をつかむまで、何か月でも、映画を見続けるそうです。
日本のアニメも大好きで、オフイスには手塚治虫の「火の鳥」や、水木しげるの「妖怪大図鑑」の本が、並んでいるという事です。
なんだか、嬉しいですね。
まとめ
思わぬところから、素敵なポスターを発見して、皆さんと共有したくて、記事にしました。
特別な感性があるのですね。
特に「千と千尋の神隠し」のポスターでは、一種の衝撃を受けました。
これらの他にも、いろいろな国の映画のポスターも、描かれています。
独自な手法と感性で、まだまだ、40代の半ばですので、これからどんなポスターを描かれるのか、とても楽しみです。
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