こんにちわ、majoです。
1月から始まった、月9テレビドラマ「ミステリと言う勿れ」の話の中で、ガロ達が訪問する漂流郵便局が巷の話題になっていますね。
面白い名前なので、きっと架空の名前の郵便局だと思っていたら、実は、本当に実在する郵便局だとわかって、どこにあるのって思ってしまいました。
そこで、その漂流郵便局なるところを、調べてみることにしました。
ここでは、
・漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)ロケ地は実在!
・漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)への手紙の出し方は?
・漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)での海外での実例
などをの情報をお伝え出来ます。
漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)ロケ地は実在!
漂流郵便局は、四国の香川県にある、粟島という島の中にあります。
皆さんいいですか!漂流郵便局は実在するんですからね!ほんとに粟島にありますからね!すんばらしい場所ですからね!
#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/TFuW1mJJut— おおまめこまめ (@ohmameco) January 24, 2022
住所等の詳しいことは、こちらです。
住所 | 〒769-1108 香川県三豊市詫間町粟島1317‐2 |
営業時間 | ※新型コロナウイルス感染防止のため当面の間、 臨時休館します |
毎月第2、第4土曜日 13:00~16:00(不定休) | |
入館料 | 無料 |
アクセス | 須田港から粟島汽船にて15分 |
粟島港から徒歩5分 |
こちらの郵便局の建物は、1964年に建てられたのですが、今は建物だけで郵便局としては使われていません。
瀬戸内海の島々では、「瀬戸内国際芸術祭」という、3年に一度に瀬戸内海の12の島々と2つの港を舞台にして、現代アートの祭典を開催していて、島の活性化に一役関わっているイベントがあります。
その「瀬戸内国際芸術祭2013」の時の秋の部に、芸術家の久保田沙耶さんが、その旧郵便局の建物を活用して作った、アート作品でした。
ですから、郵便局と名乗ってはいますが、現在の日本郵便とは関係ないものです。
また、上の表にもありますように、現在は感染防止のために、休館になっております。 早く状況がよくなればいいですね。
また、ロケ地と言えば、ガロ達が漂流郵便局に向かう道中の場所ですが、三人で歩いているところを俯瞰でぐ~っと引いたら、左右に海が見える場所を歩いていましたね。
この島にそのような所があるか、少し調べました。
漂流郵便局に行くまでの行程の道には、左右に海の見えるようなところはないので、違う道だと思います。
地図上で見ると、
赤まるで囲んだ、島が細くなった所を歩いていたのではと、思われます。
状況が落ち着いて、漂流郵便局に行けるようになれば、歩いてみたいですね。
漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)への手紙の出し方は?
先程も述べましたが、こちらの漂流郵便局は、正式な郵便局ではなく、芸術祭のアートとして作られました。
「瀬戸内国際芸術祭2013」の秋季が終了したときに、当時かなり話題になり、反響も大きかったため、現局長の田中勝久さんや芸術家の久保田沙耶さん達が中心になって、存続することが出来たという事で、現在に至っています。
昨日のミステリと言う勿れで香川の粟島が出てきてビックリで嬉しい🤭
漂流郵便局(今は臨時休館)も出てきて、瑛太の我路くんはほんまにここ来たんや!と一人で興奮してましたおはようございます。#ミステリと言う勿れ#粟島#漂流郵便局 pic.twitter.com/FiS9GuTK7e— みか@トモダチ夫婦/うどん県vlog (@sanuki_style) January 24, 2022
漂流郵便局とは、どういうもの?
その、漂流郵便局のコンセプトは
「届け先の分からない手紙を受け付ける郵便局」という事です。
たとえば、亡くなった人宛、自分のペット宛、未来の自分宛、どこかまだ会ってない人宛、宇宙宛、など、様々な宛先に寄せられた手紙を受付け、「漂流私書箱」という箱に保管します。
それらの手紙は、ほぼ返事の見込みはありません。
そしてそれは、「ボトルメール」そのものですね。
瓶の中に手紙を書いて、蓋をして海に流すという、決して返事のないという手紙の典型です。
書いても海に流してしまうのだから、返事は到底期待できません。
でも、思いはどこかに通じてるという、私たちのロマンでもあります。
そして、さまざまな宛先に寄せられた、手紙たちを「漂流私書箱」に収めることによって、いつか所在不明の存在に届くまで、「漂流私書箱」の中に手紙を漂わせてお預かりするという事だそうです。
毎日、日本国中、海外からも、100通以上届くという事です。
この、漂流郵便局を訪問すると、その「私書箱」の中に漂っている、手紙を読むことも出来るんです。
漂流郵便局への具体的な出し方
漂流郵便局に手紙を送りたい人は、
〒769-1108
三豊市詫間町粟島1317の2 漂流郵便局留め へ
あて名は、自分が出したい人宛です。
封書ではなく、ハガキで送ってほしいという事です。
封書は一回しか開封できなくて、漂流期間も1回のみに対して、
ハガキは、保管箱の中でずーっと漂流を続けられるからだとか…
郵便物は、休みに関係なく受け付けられます。
差出人の名前や住所は書かなくても構いません。
まさかの漂流郵便局が登場!僕はまだ行けてないけど、お土産で貰ったポストカードだけ手元にあった。#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/O2ScmZYQRe
— 横浜藤棚・弘明寺【わかめソルトカフェ】×しもちん (@shimochin24) January 24, 2022
漂流郵便局(ミステリと言う勿れ)での海外での実例
実は、海外でも漂流郵便局はあったのです。
イギリス、ロンドンでも、漂流郵便局は短期間ですが、過去に開局されています。
日本の漂流郵便局のアートモデルとして、イギリスでも支局として開局されています。2015年11月の事でした。
《君と別れてから19年がたちました。生きていてくれたら君は30歳になっているんだよ》 亡き家族や会えない人に宛てた便りが集まる「漂流郵便局」ロンドンに分局開局 https://t.co/i32LJpyVMK pic.twitter.com/kwbXf2LL56
— 産経ニュースWEST (@SankeiNews_WEST) December 10, 2015
この漂流郵便局のコンセプトを、イギリスはどのように、受け止めるか興味がありましたが、開局までにイギリスの人たちから、90通余りの手紙が届いたようです。
その手紙の多くは、自分の父や母、そして遠い昔の恋人や亡くなったパートナーに宛てて書いたものだったようです。
Dear Dad,
I love you, I really do love you
I’ve never said that, and,
I will never probably say that ever
But I love you
You’ve always been my inspiration, my best dad
Dad, daddy, I love you, but you’ll never know
お父さん
愛しているよ、ほんとうだよ
そう言ったことは今までなかったけれど
そして、これからも言わないかもしれないけれど
でも、愛しているんだよ
いつもいつも、最高のお父さん、インスピレーションをくれた
お父さん、お父さん、愛しているよ、でもあなたはきっとそれを知らない……………………..
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Dear my Past-self,
Be strong.
Everything happens for a reason, a good reason
But you can’t see it yet.
You will laugh and smile and be your crazy self again, but you will also grow.
Don’t sell yourself short, you are worth much more than you think
Today, I am facing another struggle, but I know I will get through it
because I got through what you are currently going through.
I have gone to places I had never imagined because of it.
So I will have hope, and I will be strong too.
Love, from your Future-self
愛すべき昔の自分へ。
強くあれ。
どんなつらいことにも、きっと理由がある。大きな理由が。
でも、今はそれが見えないだけ。
また笑ったり微笑んだり、ふざけたりする日が来る。そして成長もする。
自分を信じて。あなたは、自分で思っているよりもずーっと素晴らしい人間なんだから。
今、私はまたつらい思いをしています。でも、私ならきっと乗り越えられると信じている。
なぜなら、私はあなたがたった今体験していることを乗り越えることができたから。
そして、そのおかげで、想像もしなかったところにあちこち行くことができた。
だから。
私は希望を捨てない。
そして、強い気持ちを持ち続けます。
未来の自分から、愛をこめて。
引用元: ロンドンつれづれhttps://ameblo.jp/popular2/entry-12119070233.html
やはり、国は違っても、人間はみな同じですね。
こちらの局長も、ロンドンで郵便通信を、31年間続けられた方でした。
日本の田中漂流郵便局局長は、地元の郵便局を45年間続けられたそうです。
漂流郵便局の局長と、ロンドンの漂流郵便局の局長のツーショットに遭遇! pic.twitter.com/d72IPeKfXN
— まっつん(東京都) (@Mazzani1985) October 22, 2016
まとめ
テレビ番組で偶然知った、奇妙な名前の郵便局が実在していた。という事にびっくりました。
そして、私たちの心の中には、誰かに伝えたい思いが、ずーっと渦巻いていて、それを吐き出すことのできるところが、漂流郵便局の存在という事ですね。
そして、それが必要不可欠なものだという事を、日本、イギリスでの出来事を通じて感じることが出来て、少し感無量になりました。
早く、状況がおちついて、訪問できる日が来たらいいと思います。
楽しみですね。
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