日常の中で、どこに何があるかを調べるのに、グーグルマップは必須ですね。
その中でも、より詳しく知りたい場合、グーグルストリートビューを利用した人も、沢山おられるはずです。
その、ストリートビューを作成するのに、グーグルカーと呼ばれる車があるのをご存知ですか?
今回は、そのグーグルストリートビューを撮影するグーグルカーの事や、ストリートビューがタイムマシンになる!という話などを調べてみました。
◆グーグルストリートビューの撮影はどのように?
◆グーグルストリートビューは過去を観ることが出来るタイムマシン?
以上の2点に置いて調べてみることにしました。
グーグルストリートビューの撮影はどのように?
みなさんが利用するグーグルストリートビューですが、どの様に撮影されているのでしょうか?
その昔は、何か若い人が、高機能な特別な形をしたビデオカメラを担いで、ずーっと道なりに歩いているのを見かけたりしていました。
近所のおばさんたちに、いぶかれていたのを覚えています。
現在は、車が通れる公道では、グーグルカーと呼ばれる、車の屋根に全天球カメラを搭載した車が、ゆっくり走りながら撮影をしています。
かなり派手な塗装をしており、googleの文字も描かれているので、すぐ見ればわかります。が、そう再々見られるものではないですね。
成田ナンバーのグーグルストリートビューカーと遭遇。お世話になってまーす!
写真撮っていいですか?って聞いたらサムズアップ👍してくれた😆 pic.twitter.com/jNDbxypw4x— ホリフミ (@firefumi) October 29, 2019
紛らわしいですが、Uberも走ってるようです。
あちこち走り回るのは得意だぜ。
あれこれ手を広げているUberですが、ついに自分のとこで地図データをとろうというところまでやってきました。上の画像にある車、まるでグーグルストリートビューカーのようですが、これはUberの車。公… https://t.co/e3mHYdZ7zq
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) October 23, 2015
さて、車が通れる公道では、グーグルカーでいいですが、狭い道や、大きな店舗内を撮影するときはどうするのでしょうか?
狭い道では、三輪自動車(ストリートビュートライク)に乗せて撮影します。
Googleのストリートビュートライク pic.twitter.com/2pUyJKdSV7
— ゲロドン💉💉 (@karenmeko) October 5, 2013
もっと狭い所は、撮影機材を背負って、歩いて撮影するそうです。
室内では、手押し車タイプ(ストリートビュートロリー)をつかっての撮影になります。
昨日、ディアモール大阪で、Googleストリートビュートロリーに遭遇しました。 pic.twitter.com/nYityDk7gL
— びりまく (@birimaku) July 31, 2013
また、水上の場合もあるようで、船上トレッカーという船に機材を搭載しての撮影だそうです。
世界中が、対象範囲(もちろん許可された国のみ)なので、日本では、富士山の登山道までもカバーしているようです。
富士登山道を、ストリートビューで見ていくと、登山した気分になれるかもです。
実際、私は、海外で行きたい所を、まずグーグルアースで検索し、マップで調べ、グーグルストリートビューで、歩いて旅行をしている気分に浸ります。
気になったデパートなどは、中を歩いて、限られたエリアですが、どんな店が出店しているのかを見たりします。
ディズニーランド・パリなどは、パートナープログラムを締結しており、ストリートビューで見ることが出来るそうです。
楽しいですよ。
この搭載カメラは、ほぼ全周を撮影しているため、立体でその画面を見ることも出来ます。
ただ、このストリートビューですが、撮影時に自動的に人の顔などはぼかしが入るようになっているのですが、完全でなく、プライバシー問題になっていることも否めません。
表札の名前が消えてなかったり、施設の中の人が見えたり、なかなか難しい問題が積載されているようです。
グーグルストリートビューは過去を観ることが出来るタイムマシン?
ところが、そのプライバシー問題も、別の観点から見れば、とても感情的な使い方が出来るのです。
そもそも、ストリートビューというのは、世界中の街並みを撮影し続け、その時点の時間が止まったような景色を、何度も見ることが出来る仕組みになっています。
更新されない限り、過去の街並みや、過去の人たち(もちろん顔はぼかされてますが、)を見ることができます。
しかも、撮影が更新された後も、過去に撮影された風景は見ることが出来るのです。
これが、タイムマシンと言われる所以ですね。(過去のみですが)
亡くなった父や母が、偶然自分の家の前で撮影されていた。という話もあります
38歳のショーン・ドハーティは、ツイッターで人気の「ざんげ」アカウント@fessholeの投稿を見たことをきっかけに、2009年に撮影されたGoogleマップの美しい写真をシェアした。そこに写っていたのは、今は亡き彼の両親が手をつないで自宅前を歩く姿だ。
ドハーティは両親を、それぞれ2010年と2013年に亡くしている。しかし彼は2014年、Googleマップで2人の姿を発見した。
「まるで、自分が両親のすぐ横を車で通りすぎているような感じだった」と、ドハーティは本誌に語った。彼は、@fessholeが投稿した「父親が亡くなる前に撮影されたストリートビューを開き、父がまだいた世界をあちこち動き回っている」というツイートを見て、「両親が写っている画像が存在する自分はとても幸運なのだと思った」という。
Googleマップの撮影車がドハーティの両親の姿をとらえたのは、母親が末期の大腸癌と診断された直後で、外出できなくなる数カ月前のことだったという。「普通に自宅の前を歩いている2人を目にできるなんて最高だ。一緒にいる姿が、かわいらしく見える」
大切な人が同じ世界に存在しているところを、再び発見できるだけでもラッキーだろう。それがドハーティの場合、両親が何気なく手をつないでいる瞬間なのだから、どれだけ幸運なことだろうか。「2人が手をつないでいるあの瞬間が撮影される確率は、ほとんどゼロだったに違いない。だから、本当にありがたく思っている」
最愛の人の「生前の姿」をGoogleストリートビューで発見した人たち…その感動と特別さ|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
このような話は、日本でもありました。亡くなった父を偶然見つけて、なつかしくグーグルストリートビューを何回も見ている。というような話でした。
タイムマシン機能で過去の写真を見る方法は、
①ストリートビューを開きます
右下隅に黄色の人間のアイコンがあるので、それをクリックアンドドラッグして、自分が行きたい所の地図上に落とします。
②すると、そこの写真が開きます
左上の黒いボックスの一番下に小さな時計マークが見えるのでそれをクリックするとまた小さな写真がでてきます
③その写真の下に年代が出ますので、自分の見たい年を選んでクリックします。
すべての写真が、そのような亡くなった方が映っている写真にはならないと思いますが、
この写真の保存期間は10年となっているようですので、自分のお子さんなどが映っている場合は、ちょっと懐かしいかもですね。
個人情報の問題等もあるので、もろ手をあげて「素晴らしい機能」とは言えないかもしれませんが、世界中で癒されている人がいるのも事実です。
まとめ
今回は、グーグルマップのグーグルストリートビューについて調べてみました。
グーグルカーが地道にぐるぐる、地域を周っているのですね。
なぜか、そのグーグルカーを見かけたら、ラッキーだなんて思ってしまいます。
また、タイムマシンになるかもしれないという事は、現代社会において、プライバシー問題は大変重要な問題ですが、日ごろ便利に使っている機能の一方、別の使い方があるというのも知って、少しほっこりしました。
世の中、便利になってきますが、どう使いこなすかはその人にかかってきます。
良識のある使い方が出来ればいいと思います
最後まで、読んでいただいてありがとうございました。
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